津軽森林鉄道

Tsugaru Shinrin Tetsudo

我が国で初めて敷設された森林鉄道である津軽森林鉄道の軌道敷跡です。本線・支線合わせて 254.6km もの軌道が津軽半島の山々に張り巡らされて、津軽ヒバや津軽ヒノキの搬出に活躍していました。

陸奥湾側の蟹田町と日本海側の中泊町とを結ぶ県道「やまなみライン」を走ると、あちこちに橋脚やら軌道敷やらの痕跡が見受けられます。唯一の訪問時は走りの誘惑に負けてかっ飛んでしまったので、それらしい写真はこの1枚しか撮影していません。撮影場所の記憶もあやふやですが、峠のトンネルよりは西側で、車道と川筋の間に軌道が走っていた場所は多くはなさそうですから、特定はそれほど困難ではないはず。

詳細な情報は、参考文献に掲げたサイトをご覧ください。

津軽森林鉄道メモ

• 1906(明治39)年6月 着工
• 1909(明治42)年11月 完工 青森貯木場−喜良市貯木場 67.2km
• 1910(明治43)年5月 開業
• 1967(昭和42)年11月 廃止

参考文献

鉄道廃線跡を歩くVI

宮脇俊三編著

JTB

1999年

津軽森林鉄道

hatanaka さんによる津軽森林鉄道の研究サイト。

2005-2006年

＋ 更新履歴

2006-01-22

初版