I Bill !!

巨身兵の阿波踊り?

Bill Bruford (ビル・ブルフォード) が率いる Earthworks の新譜 The Sound Of Surprise です。レビューに、自らのルーツというべきコンテンポラリーなジャズサウンドに回帰した作品と書かれていて不安を覚えましたが、どうして楽しんでいます。ジャズ色の強いアースワークス名義の作品でここまで楽しめたのは初めて。もう20年以上も彼のファンを自称してきましたが、これで安心して21世紀も「ファンです」と言い続けることができます(笑)。

自分がどうしても楽しめないから「8ビートなんて、死んだフォーマットじゃないか!」と悪態をついてましたが、King Crimson を離れた Bill の、憑き物が取れたみたいな明るくナチュラルなドラミングに、自然に身体が揺れ動かされます。なんだ、気持ちいーじゃん。

音楽にスタイルはやっぱ関係ないですね!