終わりの始まり

2002年9月に閉鎖されたららぽーとスキードーム・ザウスの解体が、今月からいよいよ始まりました。総工費400億円をかけてオープンした世界最大の屋内人工スキー場は、実動わずか9年でその幕を閉じ、今ではバブルの象徴みたいな言われ方もされています。他人事ながら採算は取れたのだろうかと心配してしまいますが、経営母体の三井不動産にとっては、蚊に刺されたようなものかもしれませんね:-p

当の三井不動産は、千葉県との癒着によって発展を遂げたと、こちらで指摘されています。長文ですが、興味のある方はどうぞ。

単なる廃墟好きの一人として勝手に言わせてもらえるなら、廃業から1年強での解体は、熟成不足でまさに残念の一言。バブル期の負の遺産として、末長く楽しませてほしかったな〜。なんなら入場料を払ってもいいぞ(笑)。初めて間近で実見しましたが、その巨大さにともかく圧倒されました。

この首都圏にでさえ、巨額の赤字を出しつつも、やめるにやめられない施設が、自治体関連を筆頭にいろいろとあるようです。その時が来たら、大型物件がまた出た〜とか喜んでいいのかどうか、悩ましいところです。

メンテナンス

2003-01-05