今は亡き
かつての我がエアチェック一点豪華型システム
tuner と dbx のみ現存
tuner は使用27年め !!
cassette deck AKAI GX-F71 |
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cassette deck AIWA AD-7500 |
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power amp. Technics SE-C01 |
pre amp. NAPOLEX HA-5 |
noise reduction dbx #228 |
line selector SONY SB-500 |
FM/AM tuner Technics ST-7300 |
tuner と dbx のみ現存
tuner は使用27年め !!
- 1984年9月
- Yashica Electro 35GL
- Color Yashinon-DX 40mm
この日付でこんな風に書き出したら、23年前に亡くなったあの人のことかと思ってしまいますが、残念ながら違います(汗)。
かつてあれほど隆盛を誇った我が国のステレオ/オーディオ業界は、今や息も絶え絶えで、すっかり寂しくなってしまいました。かつて趣味の王道だったエアチェックも死語となって久しく、乱立したFM雑誌もすべて消え去りました。Hi-Fi という言葉とともに、鉄人・長岡鉄男氏も鬼籍に入ってしまわれましたし…。
昔も今も変わらないのは、私のオーディオ(AV)システムの配線の複雑さ、ですかね。写真の当時は、ラインセレクタが電源を必要としないパッシブ型なのをいいことに、出力側に入力して、入力側から出力させるようなワケワカな結線をしていたために、他人には全く操作不能でした。現在もLDを楽しもうとしたら、TVも含めて機器6台の電源を入れなくてはいけません(滝汗)。
懐かしのオーディオブランドについて、特徴を一覧にまとめました。備忘録みたいな戯れ言で失礼します(笑)。
ブランド名 | 企業名 | 当時憧れていたキーワード等 | ||
---|---|---|---|---|
AIWA | ○ | アイワ | × | カセットデッキ: ADシリーズ |
ACCUPHASE | ○ | ケンソニック アキュフェーズ |
↓ ○ |
元トリオの技術者が作った高級アンプメーカー |
AKAI A&D |
○ × |
赤井電機 | △ | オープンデッキ、カセットデッキ グラスクリスタルフェライトコアのGXヘッド オートリバース、クイックリバース EEポジション |
audio technica | ○ | オーディオテクニカ | ○ | VM型カートリッジ |
Aurex | × | 東芝 | ○ | プリアンプ: SY-Λ88 SY-99 独自NRのadres、プラズマディスプレイ |
BASF | ▽ | BASF | ○ | カセットテープ: CR-Xなど |
DENON | ○ | 日本コロンビア デノン |
↓ ○ |
MCカートリッジ: DL-103シリーズ ACモーターのターンテーブル プリアンプ: PRA-2000 カセットテープ: DXシリーズ |
DIATONE | × | 三菱電機 | ○ | スピーカーと言えばダイヤトーン 2S-305、DSシリーズなど 縦形アナログプレーヤー |
DJANGO? NEC |
× ○ |
日本電気 | ○ | NEC ブランドの重量級プリメイン: A-10 シリーズ リザーブ電源 |
Fuji Film AXIA |
○ ○ |
富士フィルム | ○ | カセットテープ: RANGEシリーズ |
Lo-D | × | 日立製作所 | ○ | MOS-FETパワーアンプ: HMA-9500 mark II コンビネーション3ヘッドのカセットデッキ ギャザードエッジ、発泡メタルコーン |
LUXMAN | ○ | ラックス | ○ | 管球アンプ: SQ-38 |
MAGNAX | × | 小西六 コニカ コニカミノルタ |
△ | AMPEX と提携したカセットテープ |
Marantz | ○ | 日本マランツ | ○ | Marantz 7、CD-34、スイングアーム、DAC7 |
MAXELL | ○ | 日立マクセル | ○ | カセットテープ: UDシリーズとXLシリーズ |
MICRO | ○ | マイクロ | ○ | 超弩級ターンテーブル |
nakamichi | ○ | 中道研究所 ナカミチ |
↓ △ |
カセットデッキの最高峰: nakamichi 1000 超弩級オートリバースデッキ: DRAGON ディスクリート3ヘッドとNAAC こだわりのパーマロイヘッド |
NAPOLEX | × | ナポレックス | × | ヘッドフォンアンプ |
ONKYO | ○ | オンキョー | ○ | 598の定番スピーカー: D-77xxシリーズ アンプはインテグラ、スピーカーはセプター |
OPTONICA | × | シャープ | ○ | 当時はほとんど印象なし 現在の SHARPブランド 1bit アンプ |
OTTO | × | 三洋電機 | ○ | 超弩級スピーカー: SX-P1 |
PIONEER EXCLUSIVE |
○ ○ |
パイオニア | ○ | リボントゥイーター レーザーディスク レガートリンク・コンバージョン CDターンテーブル・メカニズム デジタルプロセッサ搭載のカセットデッキ |
SANSUI | ○ | 山水電気 | △ | トランスの山水 バランスアンプ:AU-x07 シリーズ MOS-VINTAGE、MOS-LIMITED、MOS PREMIUM |
SCOTCH | ▽ | 住友3M | ○ | カセットテープ。CRYSTAL とか。ワカメになった 世界初のメタルテープ: METAFINE imation ブランドでメディア事業等は存続 |
SONY ESPRIT |
○ × |
ソニー | ○ | デンスケとカセットデンスケ 777シリーズ、ESシリーズ 無指向性防滴マイク 角形平面スピーカー: APMシリーズ リニアトラッキングプレーヤー スイッチング電源アンプ エルカセット、Uマチック、β、CD、DAT、MD、SACD ウォークマン、ディスクマン Fe-Cr / TYPE III カセットテープ: DUAD F&Fヘッド、S&Fヘッド、レーザーアモルファスヘッド |
STAX | ○ | スタックス | △ | コンデンサー型イヤースピーカー |
TEAC ESOTERIC |
○ ○ |
ティアック | ○ | オープンデッキ 倍速付きカセットデッキ: C-x シリーズ dbx、VRDS |
Technics | ○ | 松下電器 | ○ | ゲンコツ 世界初のダイレクトドライブ: SP-10 リニアフェーズスピーカー SB-7000(Technics 7) 平面リニアフェーズ: SB-M1 水平駆動のカセットデッキ、dbx NR、U38 コンサイスコンポ、ジャケットサイズプレーヤー、TP4 |
TDK | ○ | TDK | ○ | カセットテープ: SD、AD、OD、SA、MA-R |
That's | ○ | 太陽誘電 | ○ | 遅すぎたカセットテープ |
TRIO KENWOOD |
↓ ○ |
トリオ ケンウッド |
↓ ○ |
究極のFMチューナー: KT-2000 左右独立電源、DCアンプ、Σドライブ L シリーズ、KX-880シリーズ D.R.I.V.E. |
Victor | ○ | ビクター | ○ | SX-3 シリーズ クルトミューラーコーンとソフトドーム MCカートリッジ: MC-L1 MC-L10 MC-L1000 右側カセット、センアロイ(SA)ヘッド ドルビー互換の独自NR:ANRSとSuper ANRS VHS、VHD スーパーA |
YAMAHA | ○ | 日本楽器 ヤマハ |
↓ ○ |
世界のモニタースピーカー: NS-1000M 世界の小型モニター: NS-10M スラントデザインのカセットデッキ: TC-800GL 清楚なデザインのプリメインアンプ: CA-1000 II 薄型プリアンプ: C-2 ピラミッド型パワーアンプ: B-6 アナログプレーヤー: GT-2000 GTラック |
並びはブランドのABC順
【凡例】
- ○:存続
- △:経営母体変更
- ×:過去帳入り
- ▽:事業撤退
- ↓:名称変更