デジカメ比較

現役で使っているデジカメ3機種を比較するため、1枚の画像から3カ所ずつ切り抜いて等倍、無補正で並べてみたら、差が一目瞭然でした。

Minolta Dimage 7 GT 7.2 - 50.8mm	Sanyo DSC-SX550 7mm	Ricoh Caplio R1 4.6 - 22.2mm
2/3 型 CCD 500万画素	1/2 型 CCD 150万画素	1/2.5 型 CCD 400万画素

Minolta Dimage 7 は、赤の発色が記憶に最も近いですが、このカットでは露出がオーバーめで、オレンジがかなり明るくなってしまいました。バラスト(砂利)の描写は 2/3型CCD 500万画素の余裕で、3機種の中では最も自然に見えます。

Sanyo DSC-SX550 は、赤の発色が相変わらず異様なくせに、オレンジは一番見ために近いのが不思議です。1/2型CCD は、150万画素しかないのが信じられないぐらい、バラストの描写も頑張っています。

Ricoh Caplio R1 は、どの部分を見ても露出アンダーで、特にオレンジはかなり色濃くなってしまいました。最高画質(2304×1728 Fine)で撮っているにも関らず、バラストは明らかに解像不足で、400万画素もあるとは思えません。原因はレンズなのかCCDなのか、それともアルゴリズムなのか、引き続き検証していきます。　こういったところに 1/2.5型 で400万画素という、極小画素の弊害が現れているように思えます。

何よりもガッカリさせられたのは Caplio R1 の動画です。ちらつきが目立って、 SX550 の画質にはとうてい及びません。SX550 の引退が、ますます遠のきました…。