写真修正

京成電鉄AE100型
高架工事区間を走るスカイライナー
京成本線 京成船橋−大神宮下
2005年5月
Ricoh Caplio R1 / Ricoh 4.6-22.2mm

という名目での rusts & weeds のリニューアルが、ひとまず終わりました。

当サイトは、 2003年1月のリニューアル 以降は原則として横幅620ピクセルで作成していますが、 rusts & weeds には例外的に横幅720ピクセルで作成したページやそれを越えるページも残っていました。過去にスキャンした画像ファイルが整理できたのを機に、画像をリサイズするだけでなく、画像編集を一からやり直して全てのページを横幅620ピクセルに統一しました。

どのページも制作した当時は持てる知識と技を駆使してベストを尽くして作ったつもりですが、改めて見直すと(明度が)暗い、(彩度が)きつい、(なんだか)汚い 3K 画像のオンパレードで、それらの点も踏まえて再編集を施したつもりです。リサイズの必要のない写真も、折りを見て再編集していきます。

併せて、可能な限り <table> レイアウトを排除するとともに、必要に応じて加筆訂正を行いました。写真をぱらぱらと眺めるだけでも、ご再読いただければ幸いです。


デジカメのデータやスキャンした写真をWeb用に編集するのは、フィルムからプリントを作ったり、CMYKに分解して印刷したりするのと同義です。撮影と同様、画像の編集にも「これが正しい!」という絶対的な正解はありません。しかし、見る人に伝わらなければ努力はすべて水泡と帰します。伝わるか否か、それがすべてです。その一方、同じ写真でも編集時のパラメータ次第で、あるいはタイトルやキャプションを変えるだけで、見る人に全く違う印象を与えることも可能です。画像の再編集という地味な作業を通じて、主題を意識して撮影することの大切さを改めて認識させられました。写真は撮るのも編集するのもホントに難しいです。