Radeon 逝く

最初はディスプレイドライバが飛んだのかと思いました。次にフォントが壊れた可能性を疑いました。まさかシステムを入れたハードディスクが…と、最悪なケースも覚悟しました。ドライバを入れ替えても、フォントを確かめても、そして OS を再インストールしても、描画はなんら改善されません。

ブート時は正常ですが、OS のログイン画面から表示がおかしくなり、起動からしばらくすると ATI 独自の VPU Recover が働いてソフトウェアによる描画に切り替わります。画面のプロパティ > 「設定」タブ > 詳細設定 > 「トラブルシューティング」タブ > ハードウェア アクセラレータのつまみを「なし」の左方向にスライドするほど、症状が緩和されます。

どうやらハードウェアが原因のようです。ビデオカードを入れ替えたら大当たり ! ジャスト2年間でお亡くなりになるとは、Radeon 9200 にとって 1600 × 1200 @75Hz での運用は、それほどまでに過酷だったのでしょうか。当面は Direct X 7.x 時代の Radeon 7200 LE でしのぎます。

3D バリバリのゲームとは無縁なのでハイエンドなスペックは無用ですが、いまどきの強化された動画再生支援には興味津々です。Windows Vista をにらみつつ、ファンレスなカードを適当に探してみますか。

やっちゃった。

2003-10-25