[北海道/1999夏] 9日め

<1999-09-05 Sun.> 暗闇でドッキリ

〜大洗−鹿嶋−佐原−自宅

正しいフェリーのすごし方

フェリーの朝食 館内放送で目が覚める。まずは酔い止めの薬を飲んで、しばしうだうだする。朝食を食べに階上のレストランへ。「洋セット」も捨てがたいけど高いからパス。ここ10年ぐらい食べた覚えがない、スパゲティ・ミートソースを頼む。友人とのメールで盛り上がった記憶がなせる技だろーか(笑)。食後は、相方とデッキに出て潮風を浴びようとするものの、あまりの強風にたじろぎ、すぐさま引き返す。

朝風呂→ビールで小原庄助状態。雑誌の残りを読みつつ、なぜかくだらないディズニー映画『ロジャーラビット』にハマる。映画が終わるとちょうど昼食の時間。自販機でホットヌードルとビールを買って自室で食べる。1等船室の醍醐味ですな。食べ終えた頃に相方が起き出して、同じように緑のタヌキを食べだした。カツオ節の香りに物足りなさを覚えて(笑)、再び自販機で緑のタヌキを買って帰ったら呆れられた。食後はまた風呂に入って寝る。

16時すぎに起きたのかな、まさに理想的なペース配分で、「暇で暇で仕方がない」と感じる暇もなかった。着替えて荷物を整理して準備完了。

下船で待たされる

大洗に入港 大洗港が見え出したら、館内放送に従って車輌甲板に降りる。荷物の積載は例によってとっても簡単に終わったのはいいが、この配置からして下船はクルマより後になるかも。クルマの連中が次々とエンジンを掛けはじめる。お前らは窓を閉めきってるからいいのかも知らんが、閉じた空間でそれをヤラレると結構キツいものがある。いつまで待たせるんだ〜！とキレそうになった頃に、やっと係員が輪留めを外しにきた。手際の悪さにもキレそうになる…。予想通りにクルマが先に下船し、やっと開放されたのは18時半を回ってたよーな。

暗闇でドッキリ

今年もR51経由で帰ろう。昨年に比べると流れはイマイチ。大トロの前方ががら空きなのが見えると、なおさらイライラ。業を煮やして鉾田のコンビニでクールダウン休憩。それでも、R6の辛さを思えば苦にならない。まずまずのペースで鹿嶋、潮来、佐原と順調に走る。が、旧道は通りたくないからと銚子への分岐点を右折したら、真っ暗闇の中、畑の中の「迷路」へ放り込まれる。野生の勘というか、絶対方位というか、テキトーに2本の橋を渡ってなんとか本来の道に戻る。昨年に引き続きCOCO'Sに入る。やっとまともなカレーを食う。ゆっくり休んで最後の一走りだ。勝手知ったる道を無事に帰宅する。