[北海道/1999夏] 5日め

<1999-09-01 Wed.> やっぱり猫科(笑)

旭川市内〜旭山動物園

天金のラーメン

天金のラーメン 1年ぶりにY夫妻と再会するものの、案の定、行き先が決まらない。何かチェックしてきた？と問われ、梅光軒か天金で旭川ラーメンを喰いたいこと、喫茶店『男爵』で怪しい体験をしてみたいことを伝えると、彼らも場所は分かるが行ったことがないとか。話がまとまるとすぐにステップワゴンで中心街の買い物公園へとレッツゴー。

路駐で天金へ。魚でダシを取った醤油ラーメン＝元祖「旭川ラーメン」を、じっくりと味わう。なるほど、山頭火のラーメンとは全く違う。

喫茶「男爵」であやしい体験

感慨もそこそこに、次はパーキングに車を停めて男爵へ向かう。おーっと！、メニュー写真入りの看板からして、怪し気な雰囲気が漂っとるぞ。皆が皆とも異常に興奮しながら薄暗い店内へ…入りづらいぞ。意を決して踏み込んだ店内は、オバサン天国でさらに怪しい。緊張気味で座席に着いた。さっそく覗いたランチメニューが怪しい。各7品目のABC枠から1品ずつ選ばせる、7×3＝21通りが楽しめるランチには、エビフライやハンバーグといった極々フツーの食材に混じって、メンタイサンマやシャケ醤油漬け焼きとか、見たことの ないメニューが目立つ。ライス、みそ汁、お新香付きで580円は安いけど。34品のトッピングから6品を選ばせるオリジナルパフェも、志が高いのは認めるが、ゆで卵や白玉だんご、ゆであずき、みつ豆といった「？」なメニューが含まれた、実に怪しげな700円。

男爵のコーヒー 男性陣はケーキセット、女性陣はブレンドコーヒーを頼んだら、基本の基本たるコーヒーに罠が仕掛けられていた(笑)。オマケとしてカップケーキとバナナ半分が付いてきた。いやぁ、笑った。周囲を見渡せば、保険の外交員みたいなオバチャン軍団があちこちのテーブルに陣取っていて、我々はもしかして最年少かもという状況。談笑しつつも最後まで落ち着けなかった。その割りには1時間以上粘ってた気がする(^^;)。

旭山動物園で猫科にハマる

ユキヒョウ 次はどこに行こうかと迷って、日本最北の動物園である旭山動物園に行く。順路通りに一通り見学していくが、ネコの飼い主が集まっているだけあって、猫科の猛獣だけを集めた一角で見事にハマってしまう。なまら大きいだけでやってることは一緒、みたいな(^^)。特にスフィンクス座りを真下から網越しに眺められるユキヒョウのブースで長居してしまった。アムールトラの本名「イッチャン」は、藤原組長にそっくりなところに爆笑。

旭山動物園は、動物各々の生態を生かした飼育と展示で、今も試行錯誤を繰り返しているとか。ヒグマと遊ぶ「いない いない ばあ!」とか、是非ともやってみたい！

帰り道は興部にあるというノ−スプレインファームの旭川支店に寄り道して、濃厚なソフトクリームを堪能する。実家まで送ってもらい解散。

噂の「水曜どうでしょう」

まだ陽が高いのでバイクのチェックをしたら、左側ケースの下部に貼ってある断熱材が剥がれているのを発見。近所にホームセンターがあると聞いて、自転車で出かける。薄暗くなった街角を漕いでいくが、それらしきものが見つからない。諦めてホクレンの店舗で、ガスレンジ用のアルミ断熱箔と両面テープを調達。スーパーに入ったら何はなくとも食材を見なきゃと眺めて、筋子と黒猫マークの白ワインをついでに買う。

さぁ喰うぞと思ったら、今晩は外食なんだと。ガックシ。聞いてないよ〜。クルマでお出かけして、どこに連れてってくれるのかな〜とワクワクしてたら、近場の居酒屋へ。んー、これも意外だ。ホッケだ何だといろいろ食べて、生ビールとカンパリのグレープフルーツ割りを飲む。カラオケボックスに寄り道して帰る。HTB「水曜どうでしょう」を初めて見て大笑いする。