FX / バウンス撮影

オリンパス が1976(昭和51)年に発売した小型軽量な一眼レフカメラ OM-2 は、レンズを通過してフィルムに当たった光でフラッシュ発光を直接制御する、TTLダイレクト調光を実現した画期的なカメラでした。TTLダイレクト調光によって、フラッシュメーターを使ったり面倒くさい倍率計算をすることなしに、フラッシュを使ったマクロ撮影やバウンス撮影が簡単に行えるようになりました。ニコン、ペンタックス、ヤシカ、リコーと有力メーカーが後を追い、慎重だったキヤノンも1986年(昭和61年)発売の名機 T90 で追随します。

デジカメの時代になっていろいろなメーカーが新たに参入してきましたが、外部フラッシュを使ったTTLダイレクト調光ができるデジカメを発売しているのは、

• オリンパス
• キヤノン *
• 京セラ
• コニカミノルタ *
• ニコン *
• シグマ *
• 富士フイルム (一眼レフのみ)
• ペンタックス *

* 印はワイヤレスフラッシュ可

と、やはりカメラメーカーばかりです。 の各社です。

私自身は、ブツ撮りをはじめバウンス撮影を多用する方だと思います。とりあえずバウンスしとけ〜って感じ(汗)。人やネコにフラッシュ光を直射しても、ロクな上がりが期待できませんから。それだけにメインとなるデジカメは、外部フラッシュでバウンス撮影ができる機種でなければ務まりません。α-507Si でワイヤレスフラッシュの便利さを知ってしまったので、それができない Dimage 7 はライティングの自由度が低いのが悩みの種だったりもします。

ということで、FX(次期主力戦闘機)は上記 *印の付いたメーカーの機種しかありえません。

本日バイクの日に、α-Sweet Digital が発売されました。わざわざカメラ屋に足を運んだものの、実機はまだ入荷していませんでした。残念。

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2005-08-24 追記す。

• ソニー
• パナソニック

上記2社にも、外部フラッシュを使った TTL ダイレクト調光ができる機種がありました。お詫びして訂正します。