[北海道/1987冬] 5日め

1987-03-09 Mon.

岩見沢−夕張−苫小牧−札幌−室蘭−稚内

Note

室蘭線では、楽しみにしていた栗山駅を撮れなかった。残念。追分で乗り換えた夕張行きは、キハ40×5両という超もったいない編成(*1)でも高校生で超混雑していて、さびれた炭坑町のイメージとは結び付かなかった。旧夕張線の区間は、人が住んでいないような炭住が目立ち、眺めているだけで気が滅入った(*2)。清水沢駅に3軸ボギーのストーブ客車が停まっていた。大夕張鉄道だ。鉄がぞろぞろと降りていくのを、ただ眺めていた。終点の夕張駅はプレハブの簡易な作り(*3)で、対岸の豪華そうなスキー場(マウント・レースイ)との対比が皮肉っぽく思えた。

1) キハ40は両運転台の車輌なので、5両編成だと運転台が10カ所に付いていてもったいない。

2) その後の再訪では、炭住の撤去が進んで、公団住宅のような鉄筋コンクリート作りのカラフルな集合住宅が目立った。

3) その後、駅舎は同じ位置に建て替えられた。

石勝線の千歳空港(現・南千歳)−追分の区間に、昼間に乗ってみたいな。室蘭線と千歳線が合流する、沼ノ端付近の線形は面白かった。苫小牧でサーモン寿司を買い、特急北斗で札幌へ向かう。この駅弁はうまい! 大通りにあるニコンのサービスステーションで FE2 を無償で修理してもらい、再び千歳線を引き返す。

室蘭では地球岬へ行く気力が湧かず、室蘭八幡宮に登ってお茶を濁す。捜し歩いても、銭湯もコインランドリーも見つけられない。ちょっと変わったカレーを食べて札幌に戻る。急行利尻を待つホームで、愛知のK君と再会する。彼は音威子府から天北線に乗るつもりらしい。

Photo

北斗10号
国鉄色の特急北斗10号
キハ183 12
函館本線 札幌駅
Nikon FE2
Nikkor 50mm
Fujichrome 100 / RD
カメラ故障の影響で光線を引いています
2776M
室蘭線 2776M
クハ711 14
室蘭本線 東室蘭駅
Nikon FE2
Nikkor 50mm
Fujichrome 100 / RD

室蘭市街
室蘭八幡宮から見た室蘭港
室蘭市内
Nikon FE2
Sigma 28mm
Fujichrome 100 / RD
夜の東室蘭駅
夜の東室蘭駅
室蘭本線 東室蘭駅
Nikon FE2
Nikkor 50mm
Fujichrome 100 / RD

Record

室蘭本線 岩見沢→追分 38.5km 初乗り
石勝線 追分→新夕張 25.4km 夜間参考解除
石勝線 新夕張→夕張 16.9km 初乗り、石勝線完乗(夜間参考含む)
石勝線 夕張→新夕張→追分 42.3km
室蘭本線 追分→沼ノ端 26.8km 初乗り
室蘭本線 沼ノ端→苫小牧 8.8km
室蘭本線 苫小牧→沼ノ端 8.8km
千歳線 沼ノ端→白石 56.6km 夜間参考解除
函館本線 白石→札幌 5.8km 夜間参考解除
函館本線 札幌→白石 5.8km
千歳線 白石→沼ノ端 56.6km
室蘭本線 沼ノ端→東室蘭 66.8km
室蘭本線 東室蘭→室蘭 8.1km 初乗り、室蘭本線完乗
室蘭本線 室蘭→沼ノ端 74.9km
千歳線 沼ノ端→白石 56.6km
函館本線 白石→札幌 5.8km
函館本線 札幌→旭川 136.8km
宗谷本線 旭川→稚内 259.4km
小計
900.7km