[北海道/1999夏] 1日め

<1999-08-28 Sat.> 眠気との闘い

羽田〜千歳−美唄−上砂川−赤平−芦別−旭川

1日めの行程

羽田から新千歳へ

レインボーシートは2+3+2で左側窓際をゲット。プラス千円でゆったり感が得られるとは安いものだ。文字通りに雲の上の晴れ渡った世界。レッチリのニューシングルなどを聴きながら那須連山やら津軽海峡やらに目を奪われて、つまるところ機上では一睡も出来なかった。

眠気との闘い

新千歳空港の駐車場で、ラビットサービスで事前に送っていたバイク、R1100RTと無事再会を果たす。準備は簡単に済んですぐに出発。R36に出た途端にXJRタンデムのツアラーを見掛ける。お互いに無事に還りたいものだ。看板が出てなくて、右折ポイントを間違え、千歳駅北側を迂回する。追分方面に右折してやっと通行量が少なくなり、やっと北海道らしいペースになってきた。

しかし眠いんだな、これが。耐え切れずに栗山のコンビニで休憩する。ガムを噛んで昼食予定の岩見沢へ向かう。何にも情報を仕入れておらず、とりあえず駅前へ。うーむ、12年前に入った銭湯がどこだったか分からない。街中を流して無難にケンタを選ぶ。

美唄鉄道跡

東明駅 美唄。道央道をくぐると一気にさびれた雰囲気が漂う。看板を見つけてすぐＵターンすると、あっけなく東明駅が見つかった。

東明駅のSL 赤屋根の瀟洒な駅舎の裏手には4110型の2号機がでーんと鎮座している。動輪配置は先従輪も従輪もない0E0なのかー。なんかスゴイぞ。しばし運転席を見学。朽ち行くホームとは裏腹に、道床は舗装されてサイクリングロードになっている。駅舎とはL字型の配置でサイクリングターミナルが設けられ、その前には自転車がズラリと並べられている。休日のみ貸し出しされている模様。次回はチャリで走るのもいいかも。

常盤台 公園になってる我路を横目に常盤台へ。誰もいないからと駐車場を無視して管理道路に分け入り、バイクを停める。2台の真っ赤な巻き上げ機がまぶしい。我路に戻るが、期待してた三菱美唄記念館は閉まってて入れず、ガラス越しにのぞき見ただけ。とうとう我慢できなくなって、公園の東屋で一眠り。子供が騒がしいのと直射の暑さに起こされたりもしたが、なんだかんだで1時間以上は眠っただろうか。まだまだ寝足りないが、時間が押してきたので、眠い目をこすりながら再出発。盤の沢の辺りか、橋を渡ったところの廃墟と化した商店街に胸を打たれる。

奈井江から歌志内経由で赤平へ

R12を避けるため東明工業団地に分け入り、迷いながらも道々に出て奈井江へ向かう。こんなところに未舗装区間が残っててドッキリ。ないえ温泉に行くD114にやっと出る。三井奈井江専用鉄道の跡は予想通りさっぱり分からぬまま、上砂川から歌志内へ。チロルの湯をうらめしげに眺めて、その下の「道の駅チロル」で休憩。ソフトクリームがマジ美味い!

新城峠経由で旭川入り

『MLほっかいど』によれば、赤平市の茂尻にも炭住が残っているとされていたが、それらしき雰囲気は皆無だし。久々の？新城峠を越えて、いつ走ってもイヤなR12から環状1号に入るが、ハープ橋に出る道が分からず、気が付いたら旭川駅構内が見える跨線橋を渡っていた。無事に実家に到着。17時頃と早い到着で驚かれる。夕食前にまた一眠りし、吉例のサッポロクラシックとジンギスカンで風呂にも入らず爆睡。